HSS型HSP看護師が精神的に限界を感じたときの対処法|休職・異動・転職の選び方

働き方

HSS型HSP看護師パパのポリラッチです🐭

看護師として働いていると、肉体的な疲れだけでなく、精神的に

「もう限界…」と感じることがありませんか?

私自身、HSS型HSP看護師パパとして何度もそう思ったことがあります

この記事では、精神的な限界を感じたときにとるべき対処法を、

「休職・異動・転職」

という3つの選択肢を軸にまとめました

さらに、「休職中の手当」などの補償面

についても詳しく解説していますので、

「もしものとき」への備えとして、ぜひ参考にしてください

看護師の休職・異動・転職の実態

日本看護協会などの調査によると、

• 休職率:約7~10%

(精神的・身体的な理由での一時的な休職者)

• 異動率:約15~20%

(病院内で異動する人の割合)

• 転職率:約11~15%

(1年間で転職した看護師の割合)

さらに、離職理由の上位は:

1. 人間関係の悩み

2. 夜勤や勤務形態の負担

3. 精神的ストレスや燃え尽き症候群

このように、看護師の多くが何らかの「限界サイン」を感じ、環境を変える選択をしています

「自分だけじゃない」と知ることで、少し気が楽になるはずです

なぜ看護師は精神的限界を感じやすいのか

看護師という仕事は、以下のような理由でストレスが非常に高くなりがちです

• 夜勤・シフト勤務の身体的負担

• 患者さん・ご家族との感情的なやり取り

• 命を預かる責任の重さ

• 職場の人間関係の密接さ

特にHSPの特性があると、人間関係や患者さんの感情に過敏に反応してしまい、

その分心の負担も大きくなりやすいです

精神的限界のサインを見逃さない

こんな症状があれば、あなたの心は「限界サイン」を出しているかもしれません。

• 朝起きるのが極端に辛い・泣けてくる

• 勤務中に突然涙が出る・動悸がする

• ミスが増え、強い自己否定が続く

• 何も楽しいと思えなくなる

• 頭痛・腹痛・不眠などの身体症状が出る


ちなみに私は
「朝起きれず、起きた瞬間から不安が強くなる」
「仕事中常に動悸がする」
「感情がコントロールできず、無表情になってくる」
「頭痛と腰痛が強くなる」
などがあり、限界サインが多数ありました💦

しかし、HSPの特性上、
休職や転職をすることに対して

「情けない」
「他の人からどう思われるかな」
と自己否定感と他者の評価を気にし過ぎてすぐには行動に移せなかなったです

私の実体験としてこのようなサインが出たら、我慢を続けるのは危険です

早めに対策を考えましょう

選択肢①休職という手段

休職は
「自分を守るための大事な権利」です

一時的に働くことをストップし、心と体をリセットできます

● 休職のメリット

• 心身をしっかり休めることができる

• 職場復帰の道が残されている

• 自分の適性やこれからの働き方を見直せる

● 休職のデメリット

• 収入が減少する(ただし手当あり)

• 職場復帰時に気まずさを感じることがある

● 休職時の補償(傷病手当金)

正職員など健康保険に加入していれば、
「傷病手当金」が利用できます

• 支給額:休職前の給与の約2/3

• 支給期間:最長1年6か月

• 支給条件:

業務外の病気やケガで働けない

連続して3日間休んだ後、4日目以降の休業から支給対象

• 手続き:会社の総務or人事、健康保険組合に申請

この手当があることで、経済的な不安がかなり軽減されます

「全国健康保険協会の『傷病手当金』詳細ページはこちら」

病気やケガで会社を休んだとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会



選択肢②異動で環境を変える

同じ病院内で異動をするのも有効な方法です

私自身も精神的に辛かったとき、異動を考えたことがありました

● 異動のメリット

• 環境や人間関係が変わるのでリフレッシュできる

• 給与や福利厚生は変わらない

• 慣れた病院なので安心感がある

● 異動の例

• 急性期 → 精神科・療養型

• 病棟 → 外来・手術室・訪問看護

• 夜勤あり → 日勤のみ

● 異動希望の伝え方

• タイミングは面談時や定期的な人事評価の時

• 伝え方は「前向きな理由+現状の悩み」をセットで話す

例:「今後は患者さんとじっくり向き合うケアがしたいので、療養型や精神科での勤務を希望します。」

私の実体験として、急性期の病棟から精神科をの異動を希望しましたが、すぐには異動できず手術室への異動となりました
迅速に対応して頂き病院には感謝しています
しかし、私はその時にはHSS型HSPの特性を自己認識しておらず、
「自分が頑張れば何とかなる」「やらないといけない」
という思いで手術室に異動後も新たな気持ちで勤務しましたが
手術室という
「独特な緊張感」
「モニター音の連続」
「患者さんとのコミュニケーションを取る機会が極端に少ないこと」
「手術方式のマニュアルをとにかく覚えることにワクワク感がなかった」


手術室はHSS型HSPの特性の「刺激追及」という面では合うのかもしれませんが😅

選択肢③転職でリスタート

転職は最後の手段…と思いがちですが、前向きなキャリアの一歩でもあります。

● 転職のメリット

• 自分に合った職場をゼロから探せる

• 夜勤なし・パート勤務など柔軟な働き方が選べる

• 人間関係を一新できる

● 転職の注意点

• 求人情報だけでは見えない部分も多い(人間関係など)

• 短期間での転職は履歴書の印象に響くことも

● 失敗しないために

• 転職サイトや看護師専門エージェントを活用

職場見学・インタビューで現場の雰囲気を確かめる

まとめ

看護師はとても尊い仕事ですが、同時に心身に大きな負担がかかる仕事です

限界を感じたときは、無理を続けずに休職・異動・転職という選択肢を持ちましょう

そして一番大事なのは、

「あなた自身の健康と幸せです

辛いときは、どうか一人で抱え込まず、信頼できる人や専門機関に相談してみてください

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happy-nezumi

はじめまして😃
私は現在、3人の子どもを子育て中のHSP看護師パパのポリラッチです😁
私は病棟看護師として数十年病院勤務しており、公認心理師・介護福祉士の資格も取得しました。
私はHSPの特性があり認識するまでは生きづらさも感じていましたが、HSPと認識した後は180度人生観が変わりHSPが強みになっています。このことをブログで発信しHSPの方や看護師の方、子育て中のパパ、ママの気持ちが少しでも楽になってくれればと願っています。
また、将来のお金への不安を取り除く為にFP3級(ファイナンシャルプランナー)を取得しました💰
HSP看護師・子育ての体験談・お金の思考・行動・HSP による体験談と対処方法などを中心にブログを書いていきたいと思っています🤩
皆さんの中で少しでも興味をもって読んで頂けると幸いです🐭✨

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