HSS型HSPにとって転職は「逃げ」じゃない
HSS型HSP看護師パパのポリラッチです🐭
HSPの特性と
そして好奇心旺盛なHSS型の性格が組み合わさった私は
一般病棟での看護業務に限界を感じていました💦
「刺激が多すぎてつらい」
「家に帰っても心が休まらない」
「HSPの特性が辛く看護師を辞めたい」
そんな状態で転職を決意し、精神科の病院に勤めて十数年
今、感じているリアルな変化を正直にまとめてみました😄
HSS型HSPの方・HSPの方で
同じ様な悩みを抱えている方に
このままの状況で自分を追い詰めてしまうのは
心と身体が壊れてしまいます
壊れた後では回復するのに長い期間掛かることもあります
看護師として働く場所は多岐に渡りますので
私の実体験を含め、皆さんの心と身体が安心して働ける様に心から願っています
①急変が少なく心がザワつかない勤務環境(精神科)
精神科では、
モニター音やナースコールの連打、
突発的な急変が少ないため、
「常に何かに追われている」感覚が激減しました😄
その結果、自分自身の心の余裕ができ、
患者さん一人ひとりと向き合える時間が増えたことに気づきました
②「自分の繊細さ」が活かされる場面が増えた
精神科では、小さな表情や声のトーンの変化などの
非言語的なコミュニケーションに対して気づく力が求められます
HSS型HSPの特性として、
そうした
「五感の鋭さ」
「微細な変化へのアンテナ」が高いことが強みになります
「その気づき助かりました」と言われたとき、自分の特性を初めて誇れた気がしました
🐭今までこの特性は他の人にも備わっていると思っていたのですが、
実際は変化を伝えても他の人には伝わらない場面も多々あり、現在でもあります
そのことを理解した上で伝えているので、他の人の伝わっていない反応を見ても動じなくなりました😄
③人間関係のストレスが激減した
精神科病棟では、
ゆとりのあるコミュニケーションや
チームワークが大切にされている印象があります
感情のぶつかり合いや、理不尽な叱責のような場面が少なくなり、
「話を聞いてもらえる」
「否定されない」空気感が、HSPの自分にはとても心地よいものでした
④家族との時間が増え、余裕ができた
夜勤の回数が減ったことに加え、
精神科ならではの予測しやすい勤務形態のおかげで、
家族との時間が格段に増えました
子どもと一緒に夕飯を食べたり、お風呂に入れる日が増えたことが、何よりの幸せです
🐭総合病院で勤務している時は帰宅は21〜22時のこともありました💦
⑤自分を責めなくなった
以前は「できない自分はダメだ」と
自己否定を繰り返していましたが、
精神科でのケアは「寄り添うこと」に重きが置かれます
完璧じゃなくてもいい
話を聞くだけでも十分役に立てる
側にいることも大切
そう思えるようになってから、自分自身にも優しくなれた気がします
⑥精神科だけじゃない!HSS型HSPに向いている仕事の特徴
転職して気づいたのは、
「もっと早く自分に合う職場を選んでいれば、ここまで疲弊しなかった」ということ
HSS型HSPのように刺激に敏感だけど好奇心旺盛なタイプは、
以下のような仕事や職場が向いていると感じました
✅ HSS型HSPに向いている職場・仕事の特徴
• 人間関係が穏やかで、チームワーク重視の職場
例:精神科、リハビリ病棟、訪問看護、小規模なクリニック
• マルチタスクよりも、1対1でじっくり向き合える仕事
例:個別支援、カウンセリング業務、保健師、療育・発達支援系
• 静かな環境で集中できる作業系の仕事
例:在宅ワーク、事務職、ライティング、図書館スタッフ
• 誰かの役に立つ実感が得られる仕事
例:福祉・介護分野、教育支援、ピアサポーターなど
🔎 看護師資格+HSPの特性が活かせる選択肢
転職して初めて、
「看護師資格って意外と幅広く使える」と気づきました
HSPの共感力やHSSの探求心は、意外と多方面で重宝されます
まとめ:転職して本当によかった。けれど…
もちろん、精神科にも課題や難しさはあります
ただ、HSS型HSPという自分の特性に合った環境を見つけられたことが、
今の私の大きな支えになっています
同じように「今の職場、合ってないかも」と悩んでいる方がいれば、
この記事がヒントになればうれしいです
「刺激に弱いから向いていない」ではなく、
“繊細さや好奇心が活かせる場所を選ぶ”ことが、
HSS型HSPが穏やかに働くカギだと実感しています
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