はじめに
こんにちは、HSS型HSP看護師パパのポリラッチです🐭
看護師として一般科の病院やクリニック、訪問看護、施設などで勤務されている方や
看護師の資格があり、これから職場復帰しようと検討中の方で
「看護師の仕事は好きだけど、忙しくてワークライフバランスが保てない」
「私には急性期病院では忙し過ぎて心が休まらない」
「患者やスタッフに気を遣い過ぎて自分だけ人の何倍も疲れている気がする・・・」
など、今の職場を続けていけるか不安の方は多くおられると思います
私もその一人でした
今回は「精神科に転職して本当にラクになった」と実感している私の経験から、
HSS型 HSPの特性を持つ看護師にとって、心と体を守れる職場選びについてお伝えします
看護師の離職率
2023 年度の離職率は、正規雇用看護職員 11.3%、新卒採用者 8.8%、既卒採用者 16.1%
詳細を知りたい方はこちらを参照してください
出典:「2024年病院看護実態調査」

「HSS型HSPとHSPについて知りたい方はこちらを参考にしてください」
そもそもHSS型HSPの私は「燃え尽きかけていた」
急性期の一般病棟で働いていた頃、私はいつも心が擦り切れていました💦
– 急変対応が頻発する現場で常に緊張感と切迫感があり心が安心する時間が無い状態
– ギリギリの人員配置
– ピリピリした人間関係
急変が多く緊張感がありスタッフのピリピリした雰囲気が肌で感じ取れ、ナースステーションにいるだけでも気疲れしてしまう
– 終わらない記録や申し送り
定時の仕事が終わり、ようやく記録を書くことが出来、仕事が終わるのも日勤でも夜8時、9時があたり前になっていた
患者さんの為に働いているのに、途中から何の為に働いているのか分からなくなり、自分の心と体がついてこない
それがHSS型HSPの私には、とても苦しかったんです
緊張感がある職場でHSPの特性があれば人の何倍以上も緊張感を感じ、スタッフの感情も感じ取り仕事を依頼することも出来なく自分の仕事がどんどん増え、帰る時間も遅くなり悪循環が続き心が潰れてしまいました
精神科に転職してラクになった理由5選
① 業務量と環境がマイルドに
精神科は急変が少なく、1日の流れが穏やか
ナースコールやトラブルも比較的落ち着いていて、
「神経を張り詰める時間」が激減しました
夜勤明けに「なんか、今日は心が軽いな」と感じた瞬間は、正直驚きでした
② 共感力が“強み”として活きる
HSPの
「空気を読む力」
「言葉の選び方」
は、精神科では強力な武器になります
– 患者さんの非言語的コミュケーションを察知する力が得意で少しの変化に気づける
– 傷つきやすい患者さんに寄り添える
患者さんのつらさを共感でき、患者さんのニーズを把握し援助することができる
こんな自分の特性が、チームから「ありがとう」と言ってもらえる職場に出会えました
この特性は他の人には理解してもらえない面はありますが、危険を察知する力やリスクに対しての対応が早いと感じます
③ 人間関係のストレスが少ない
精神科では「傾聴」「共感」「受容」が基本です
その影響か、
「スタッフ間の人間関係も穏やか」です
精神科看護師は相手のことを考える力やコミニュケーション技術が特に高いので人間関係は良好です
人間関係が良好ですが、個人個人合う合わないはあると思いますが
「なにその言い方…」と凹む場面が激減しました
④ 働きながらメンタルケアを学べる
精神科で働く中で、自然と
「感情の仕組み」
「ストレスマネジメント」への知識が増えました
結果的に、自分のメンタルケアがうまくなり、公認心理師の資格取得にもつながっています
精神科病院で働いていたからこそ学べたことが多く公認心理師の資格の取得につげることができました
⑤ 子育てとの両立がしやすくなった
3人育児中の私にとって、夜勤や残業が少ないのは大きなメリット
– 夜勤明けに余裕がある
– 休日は家族と笑顔で過ごせる
– 急な呼び出しや仕事の持ち帰りが少ない
訪問看護なども考えたこともありますが、自宅待機でオンコールなどはHSPの特性上、家にいても仕事のことが頭から離れない為、仕事とプライベートが明確な病院勤務を選択しました
心と時間に“余白”が生まれたのは、精神科への転職がきっかけでした
まとめ:HSPにとっての職場選びは「生き方選び」
HSPやHSS型の看護師にとって、職場選びは人生の質を左右します
無理して続けるよりも、自分の特性に合う環境を選ぶことで、
「自分らしく働く」という選択肢が見えてきます
自己犠牲をして働き続けることが良いとは私は思いません
他者貢献をすることと自己犠牲は意味合いが違いますので
先ずは「自分の健康が第一」
に考えて働くことも大切です
私は看護師という仕事は大好きで、一般科に興味もありますが
HSS型HSPの特性を強く活かせる職場で働くことで患者や自分自身にとってもプラスになります
HSS型HSP看護師パパとして精神科病院で実際に働いている私の経験と生活スタイルを
これからもお伝えしていきます
「HSP」「HSS型HSP」『看護師」「パパ」「お金」について知りたいことがございましたら
「お問い合わせ」にコメント頂けると幸いです☺️
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