~HSS型HSP看護師パパが見つけた“自分を守る聞き方”~

子どもの泣き声に
敏感に反応してしまって、
疲れちゃうこともあるんだ💦

そうなんだ。
子育てに泣き声は
切り離せないことだよね。

うん。
でも何で
子どもの泣き声が
聞こえやすいんだろう?
調べたのでお伝えするね✨
まず、子どもの泣き声が親に聞こえやすいのはなぜ?

①生物としての本能(親の脳が反応するようにできている)
子どもの泣き声は、親の脳の「扁桃体(へんとうたい)」
という部分を強く刺激します。
この扁桃体は「危険」や「守らなきゃ」
という反応を引き起こす場所。
つまり、泣き声を聞いた瞬間に、
親の脳が「この子が助けを求めている」と
自動的に反応するようにできているのです。
これは生物が子孫を守るための本能的な仕組みで、
特に母親・父親になるとこの反応がより強く働きます。
②高い周波数が耳に届きやすい
赤ちゃんの泣き声は、3,000〜6,000ヘルツの
高音域が多く含まれています。
この音域は人間の耳が最も敏感に反応しやすい領域で、
テレビを見ていても、掃除機をかけていても、
「泣いてる!」と気づけるのです。
③親としての“注意アンテナ”が常に立っている
親になると、脳が“わが子のサイン”に
特別に反応するようになります。
たとえば、たくさんの子どもがいる公園でも、
「うちの子の泣き声」だけはすぐにわかる。
これは心理的な選択的注意と呼ばれ、
「自分に関係する刺激(わが子)」を
優先的に処理する脳の働きです。

HSS型HSP看護師パパの泣き声で「心がザワつく」自分に気づいた瞬間
「泣き声を聞くと、胸の奥が締めつけられる」
「どうしても落ち着かなくて、逃げたくなる」
そんな風に感じたこと、ありませんか?
私もHSS型HSPとして
3人の子どもを育てるパパですが、
夜泣きやイヤイヤ期の泣き声を聞いていると、
まるで心の奥まで響いてくるような疲労感を覚えることがあります。
「パパなのに、こんなことでしんどいなんて」と、
昔は自分を責めていました。
でも、看護師として働くうちに気づいたんです。
これは“弱さ”ではなく、感受性が高い人の脳の仕組みなんだと。
この記事では、同じように
「泣き声で疲れてしまう」感受性の強いパパへ、
私自身の体験を交えながら、
無理せず自分を守る対処法をお伝えします✨
①感受性が強いHSS型HSPパパが泣き声で疲れる理由
▶ 聴覚が敏感で「音」を強く感じやすい
HSPの特徴のひとつが「五感の敏感さ」。
中でも聴覚過敏は多くの人が感じやすい部分です。
子どもの泣き声は高音で不規則。
しかも感情がこもっているため、
HSPの脳は“危険信号”として捉えやすいんです。
私も夜勤明けなど、疲れているときは特に、
泣き声が頭に刺さるように感じます。

▶ 共感力が強く、「泣きの理由」を想像してしまう
HSPの共感力は非常に高く、泣いている子を見ると
「何が不安なんだろう」「寂しいのかな」と、
相手の感情を自動的に“受信”してしまいます。
それが自分の心にまで影響して、
まるで一緒に泣いているような疲労感に。
仕事でも患者さんの痛みを感じ取りやすい私にとって、
家ではまさに“二重感受性モード”です(笑)。
▶ 「父親なのに情けない」と自分を責めてしまう
社会的なプレッシャーも大きな要因。
「泣き声くらい我慢しなきゃ」
「イライラしたらダメだ」と、
HSPパパはつい自分に厳しくなりすぎる傾向があります。
けれど、感受性が高い人ほど、“音+感情+責任感”のトリプル刺激で
脳がオーバーヒートしやすいんです。

②HSS型HSPパパの泣き声で疲れたときの3つの対処法
「耳を休める」だけで世界が変わる
まず大事なのは、距離をとる勇気。
子どもが泣いていても、
「ちょっと別の部屋で深呼吸する」だけで
脳への刺激が一気に和らぎます。
私の場合、短時間でもノイズキャンセリングイヤホンを使ったり、
外の空気を吸うだけで、驚くほど気持ちが落ち着きます。
泣き声から逃げるのではなく、
“耳を休める時間を与える”と思うと罪悪感も減ります。

泣き声=SOSのサインと捉え直す
「泣く=悪いこと」ではありません。
むしろ、子どもが自分の気持ちを表現できている“成長の証”です。
HSPは“意味づけ”を変えるだけで
ストレスの受け方が変わる特性があります。
「泣く=困ってるサイン」ではなく、
「泣ける=安心しているサイン」と捉えると、
少し穏やかな気持ちで向き合えるようになります。
助けを求めることは「弱さ」ではなく「強さ」
「少しだけ代わってもらえる?」
その一言が言えないまま我慢してしまうパパ、多いと思います。
でも、HSPの脳は我慢を続けるほど疲労が蓄積します。
限界まで抱え込む前に、「5分だけリセットタイムをもらう」ことで、
結果的に家族全体の雰囲気も良くなるんです。
我が家では、妻と“交代ルール”を作ったことで、
お互いに笑顔でいられる時間が増えました。

③泣き声で疲れたあとの「心の整え方」
疲れたときは、“自分を責めない習慣”を意識してほしいです。
• 泣き声に敏感なのは「脳の構造」のせい。
• イライラするのは「悪いパパ」ではなく、「優しすぎる証拠」。
• 無理をせず、心を守ることは、結果的に子どもを守ること。
HSPパパは「共感しすぎる優しさ」を持っています。
だからこそ、自分にもその優しさを向ける時間が必要です。
☕まとめ|「泣き声に疲れるのは、あなたが優しいから」
泣き声に疲れるのは、「優しい心がある証拠」。
決して、忍耐力が足りないわけではありません。
感受性の強いパパが自分を守ることは、
家族の笑顔を守ることでもあります。
今日も泣き声に耐えたあなたへ、
「よく頑張ったね」と、自分で言ってあげてくださいね。
パパという責任があることは確かですが、
一人の人間でHSS型HSPという特性があることを理解して
「自分のケアもしてあげてくださいね☺️」
そして
「一緒にHappy LIfe を送りましょう」






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