⒈はじめに
「HSS型HSP」という言葉を聞いたことはありますか?
HSP(Highly Sensitive Person=繊細さん)は、
人一倍刺激に敏感で疲れやすい特性を持っています。
その一方でHSS(High Sensation Seeking=刺激追求型)を
あわせ持つ人は、
「刺激に弱いのに刺激を求める」
という相反する特徴を持つのです。
私自身もHSS型HSPであり、
看護師・パパという立場から日々刺激に囲まれています。
そんな中で気づいたのは、
「男性と女性では疲れ方や回復の仕方に違いがある」ということ。
この記事では、男女別の「疲れ方の傾向」と
「おすすめの回復法」を実体験も交えてご紹介します。
HSS型HSPの方で自分に合う回復方法を見つけてもらえると嬉しいです😀
2. HSS型HSPの特徴と疲れやすさ
HSPは
「人の気持ちを敏感に感じ取る」
「音や光、匂いなどに反応しやすい」特徴があります。
さらにHSS型は「新しいことが好き」
「刺激を求める」傾向があり、
この2つが合わさるとどうなるでしょうか?
①「やりたい!面白そう!」と動く

「刺激的✨
やってみよう✨」
② → 刺激を受けすぎてすぐに疲れる💦
③→ 休みたいのに、また新しいことを求めて動いてしまう
このループで、気づけば心身が消耗しているのです。
ただし、疲れの出方は性別によって少し異なると感じます。
3. 男性HSS型HSPの疲れ方と回復法
3-1 男性の疲れ方の特徴
男性HSS型HSPは、
仕事や家庭で
「責任感」を
強く意識する傾向があります。
• 外では「強く振る舞わなければ」と自分を押し殺す
• 仕事や趣味でエネルギーを全開に使う
• 家に帰るとぐったりして、家族との時間に余力が残らない
私自身も、職場では気を張り詰め、
帰宅後は子どもと遊びたい気持ちがあっても体がついてこないことが多々ありました。
「強がり」と「責任感の重さ」が、
男性HSS型HSPの疲労を加速させるポイントです。

3-2 男性におすすめの回復法
• 短時間でできる趣味を持つ
例:コーヒーを淹れる、5分の散歩、読書など。
• 言語化で気持ちを整理する
日記やブログ、X(旧Twitter)への投稿でもOK。頭の中を吐き出すだけで楽になる。
• 五感で癒す
香り(アロマやコーヒー)、音楽(リラックス系)、入浴で自律神経を整える。
• 「一人時間が欲しい」と伝える勇気を持つ
家族に「ちょっと10分休ませて」と言うだけで心の負担が軽くなる。
👉男性は「限界まで我慢して一気に爆発」しやすいので、
小分けの休息を習慣にすると回復が早くなります。

4. 女性HSS型HSPの疲れ方と回復法
4-1 女性の疲れ方の特徴
女性HSS型HSPは、人間関係や家庭の役割で疲れやすい傾向があります。
• 相手に合わせすぎてエネルギーを消耗する
• 職場や家庭で「気配り・雰囲気読み」をしすぎる
• 買い物やSNSなど「情報の多さ」に圧倒される
• 外で刺激を受けて楽しいのに、帰宅後にどっと疲れる
「人のために動くあまり、自分を後回しにしてしまう」ことが、
女性HSS型HSPの疲労を深める原因です。

4-2 女性におすすめの回復法
• 安心できる小さなコミュニティを持つ
信頼できる友人やHSP仲間とだけ交流する日をつくる。
• 刺激を減らす日をあえて作る
予定を入れすぎず、休む日を「予定」としてカレンダーに入れる。
• お気に入りのルーティンを取り入れる
アロマを焚く、ヨガ、カフェで一人時間を過ごすなど、心をリセットできる習慣。
• 完璧を手放す

5. 男女共通の回復法
性別に関係なく、HSS型HSPに共通して役立つ回復法もあります。
• 睡眠の質を整える:寝る前スマホ断ち、快適な寝具、就寝前のルーティン。
• 自然に触れる:散歩、公園、山や海など、自然の中で過ごすと一気に回復。
• ルーティン化:疲れたときにやる「決まった行動」を持つと迷わず休める。
• 情報を絞る:SNSやニュースを見すぎず、必要な情報だけに絞る。

6. まとめ
HSS型HSPは「刺激を求めるのに刺激に弱い」
という特性から、疲れやすい気質を持っています。
• 男性は「責任感や強がり」で疲れやすい → 小さな休息と自己表現がカギ。
• 女性は「気配りや人間関係」で疲れやすい → 刺激を減らし、安心できる習慣が大切。
• 共通して、睡眠・自然・ルーティン化・情報の取捨選択が役立つ。
自分の疲れ方を知り、男女別の工夫を取り入れることで、
HSS型HSPとしての生きやすさがぐっと高まります。
自分の特性を理解して
自分に合った回復方法を見つけ実践し、
「HSS型HSPのHappy Life」を一緒に送りましょう✨
記事への感想・疑問など何でもコメントを頂けると幸いです😀





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